今、私が暮らしているのは、奈良県の香芝市(かしばし)という街だ。
大阪へのアクセスが非常に良く、ベッドタウンとして発展している一方で、周囲には豊かな自然や、歴史的な情緒を感じられるスポットが今も色濃く残っている、とてもバランスの良い美しい街だ。
若い頃は、どうしても華やかな大都会ばかりに目が向きがちだった。
しかし、この街に腰を落ち着けて暮らしてみると、地元の歴史の深さや、地域に根ざした人々の温かさに、どんどん魅了されていく自分に気づく。
近所を散歩しているだけでも、ふと現れる古い佇まいの神社や、古くから続く地元の金融機関の建物、地域の人々に愛されている小さな商店などに出会い、心がほっこりとする。
地域のイベントや、地元ならではの美味しい食材(奈良の美味しいお野菜や地酒など)に触れるたび、自分がこの土地の一員として生きているという心地よい実感が湧いてくる。
Webの仕事をしていると、世界中のどこにいても仕事ができる。
だからこそ、自分が実際に足をつけ、毎日眠り、大切な家族と過ごす「ローカルな場所」の価値を、人一倍大切にしたいと思うのだ。
大都会のスピード感も刺激的で好きだが、一歩帰ってきたときに、静かに自分を迎え入れてくれる香芝の街が、今の私にとって最高の癒やしの拠点になっている。