散歩で見つける、街の小さな変化

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ずっとパソコンの画面に向かっていると、どうしても視野が狭くなっていくのを感じる。

そんなときの特効薬が、午後の軽い散歩だ。近所を20分ほど歩くだけなのだが、これが最高の気分転換になる。

いつもと同じルートを歩いているはずなのに、意識を外に向けてみると、毎日少しずつ街の景色が変わっていることに気づく。

先週までは硬い蕾だった街路樹の花が綺麗に咲いていたり、新しくオープンするらしい小さなお店の看板が掛けられていたり。

季節の移り変わりや、人々の営みの息遣いが肌を通して伝わってくる。
歩くという行為は、脳の血流を良くするだけでなく、凝り固まった思考をほぐす効果もあるようだ。

デスクでいくら考えても出てこなかったアイデアの糸口や、記事の構成案が、歩行のリズムに合わせて不思議とスルッと頭に浮かんでくることがある。

そのため、ポケットには常にスマホか小さなメモ帳を忍ばせている。

スマホの画面の中には膨大な情報が溢れているけれど、リアルな街を歩いて感じるリアルな五感の情報には敵わない。

帰宅してデスクに戻ると、さっきまで重かった体がすっきりと軽くなっている。

ただ歩くだけの日常のひとコマ。けれど、この何気ない散歩の時間こそが、私のクリエイティブな活動を裏から支えてくれる大切なエネルギー源になっている。