毎日忙しく過ごしていると、自分の考えや視野がどうしても偏ってしまうことがある。
そんなとき、最も客観的で、かつ温かい視点からアドバイスをくれるのが妻の存在だ。
夜、子供が寝静まった後に、リビングで妻と何気ないお茶の時間を過ごすのが習慣になっている。
その日にあった出来事や、新しく考えているビジネスのアイデア、ちょっとした悩みを打ち明けると、彼女は私が思いもよらなかった角度から、スパッと本質を突いた言葉を返してくれることがある。
仕事の現場にどっぷりと浸かっていると、どうしても「業界の常識」や「数字の良し悪し」ばかりに目が向きがちだ。
しかし妻は、より一般的な、そして生活者に近い視点から物事を見てくれる。
彼女の「それ、普通の人が見たらどう思うかな?」という一言で、独りよがりになりかけていた企画が軌道修正されたことは、一度や二度ではない。
一番近くで自分を支えてくれ、時には厳しい正論も言ってくれるパートナーの存在は、フリーランスやクリエイターとして孤独になりがちな道を歩む上で、本当にありがたいものだ。
感謝の気持ちを言葉にするのは少し照れくさいけれど、日々の美味しい料理や小さな気配りで、少しずつ返していけたらと思う。
彼女との対話があるからこそ、私はいつでも、地に足をつけた状態で次のステップへ進むことができる。