外食で美味しいものを食べるのも良いけれど、自宅のキッチンでお気に入りの食材を使い、じっくりとお酒のつまみやおかずを作る時間は格別だ。
最近、私が特にはまっているのが「セセリ(鶏の首肉)」の調理である。
セセリは、鶏がよく動かす首の筋肉ということもあり、身がとても引き締まっていて、適度な脂とプリプリとした独特の食感がたまらない部位だ。
このセセリの旨味を最大限に引き出すために、焼き方には少々こだわりを持っている。
まずは表面の水気をキッチンペーパーで徹底的に拭き取る。これが、ベチャつかずにパリッと仕上げるための最初の重要ポイントだ。
味付けはシンプルに塩と黒胡椒、そしてほんの少しのニンニク。フライパンを煙が出る直前まで熱し、皮目から一気に強火で焼き色をつけていく。
余分な脂をペーパーでこまめに拭き取りながら、外はカリッと、中はジューシーに仕上げる。
最後にネギをたっぷりと散らし、レモンをギュッと絞れば、居酒屋顔負けの最高の一皿が完成する。
キンキンに冷えた炭酸系のドリンクとの相性は抜群だ。自分で素材を選び、火加減をコントロールし、最高の状態でお皿に盛る。
この一連のプロセスは、一種のクリエイティブな作業であり、頭をすっきりとリセットさせてくれる最高の趣味なのだ。