タスクが積み重なってくると、どうしても「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と心が焦ってしまいがちだ。
以前の私は、一日のスケジュール帳をやるべきことで埋め尽くし、結局消化しきれずに自己嫌悪に陥るという悪循環を繰り返していた。
しかし、ある時からアプローチをガラリと変えた。それが「やらないことリスト」を作ることだ。
一日の始まりに、ToDoリストを作る人は多い。しかしそれと同じくらい、いやそれ以上に「今日はこれをやらない」と決めることが重要なのだと気づいた。
例えば、「18時以降は仕事のメールを開かない」「リサーチ中にSNSのタイムラインを見ない」「今日はあのサイトのデザイン修正には手をつけず、記事執筆だけに集中する」といった具合だ。
人間のエネルギーや集中力には限界がある。あれもこれもと手を広げることは、一見すると前進しているように見えて、実はすべての作業が中途半端になり、結果としてどれも形にならないことが多い。
「やらないこと」を明確にすると、今目の前にある「やるべきこと」にすべてのリソースを一点集中できるようになる。
この習慣を始めてから、作業のスピードが上がっただけでなく、精神的なゆとりが生まれたのが一番の収穫だ。選択と集中。
手放すことで、本当に大切な仕事のクオリティがグッと引き上げられる。
限られた時間を最大化するために、明日もまず「やらないこと」を決めることから始めよう。