SNSの通知、メールの着信音、次々と流れてくる最新のニュース。私たちの日常は、常に大量の情報に晒されている。
特にネットを主戦場にしていると、意識していなければ24時間365日、頭が稼働状態になってしまう。
そこで先週末、思い切って半日だけの「デジタルデトックス」を試みてみた。
土曜日の午後、スマホを自宅の引き出しの奥にしまい、スマートウォッチの通知もオフにして外出をした。
最初の1時間ほどは、ポケットのあたりが妙にソワソワして、「何か連絡が来ているかもしれない」という軽い中毒症状のようなものを感じた。
しかし、そこを通り過ぎると、驚くほどの解放感がやってきた。スマホを見ない代わりに、目の前の景色が鮮明に飛び込んでくる。
風の音、遠くの話し声、空の青さ。普段どれだけ画面ばかりを見て、周囲の豊かな世界を見落としていたかに気付かされた。
カフェに入っても、ただぼんやりと外を眺めながらお茶を飲む。
ただそれだけのことが、信じられないほど贅沢に感じられた。
夜、スマホをチェックすると、急ぎの連絡は一件も入っていなかった。
私たちが日々「確認しなければ」と焦っていることの大半は、数時間放置しても問題ないことばかりなのだ。
脳の疲労がすっきりと取れたような感覚があり、月曜日からの仕事の集中力も段違いだった。定期的な脳の休息、本当におすすめだ。